活動レポート

皆さま、お疲れさまです。地道にこつこつ『池脇まさひこ』です。今日も元気で頑張っています。

本題に入る前に、またコロナの話題。コロナの感染者数も一時に比べてだいぶ少なくなりましたね。また、ゴールデンウイーク明けの5月8日には、感染法上の位置づけもインフルエンザと同じ「5類」に引き下げること決まりましたね。これが、再び、日常生活が取り戻せるきっかけとなればよいですね。

さて、本題です。ある日、私のところへ相談に来られた方がいらっしゃいました。その方は、「池脇さん、坂町は、シングマザーに対して少し配慮が足りんのじゃないんかねえ。コロナで仕事は無いなるし、子どもの学費は高いし、医療費はかかるし、〇〇さんはいつも生活が苦しいと言うとるんよ。どうにかならんかねえ。役場に聞いてもらえんじゃろうか。」とのことでした。

そこで今回は、シングルマザー、シングルファーザー、いわゆる「ひとり親家庭」について考えてみたいと思います。

先ず、「ひとり親家庭」の実態について、見てみましょう。令和5年1月発表の国の最新の報告である「ひとり親家庭等の支援について(厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課)」によれば、

1 就労の状況
母子家庭の86.3%、父子家庭の88.1%が就労しています。これを海外にひとり親家庭の就業率と比較しますと、OECD平均の73.4%をはるかに上回っています。(OECDとは経済開発機構の略称で、日本を含む38か国で構成されています。)
① 母子家庭の就業状況
非正規の割合が高く、より収入の高い就業を可能にするための支援が必要です。
② 父子家庭の就業状況
非正規は4.9%であるが、就業が不安定の者がおり、そのような者への支援が必要です。

2 収入の状況
・母子家庭 272万円(母自身の平均年収)
・父子家庭 518万円(父自身の平均年収)
・生活保護を受給しているのは母子世帯9.3%、父子世帯5.1%

3 ひとり親世帯の貧困率
OECD平均の31.9%に対して、日本は48.3%を示しています。ちなみに一番低いのはフランスの24.9%で日本の約1/2です。これはおかしいと思いませんか?就労率は群を抜いて高いにも関わらず、貧困率も高い。収入が低いのか?物価が高いのか?もちろん、収入も低いことも関係しているとは思いますが、ここ最近で言えば、恐らく後者が主な原因であるのではないかと思われます。しかし、これもコロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻等、複雑な要因が重なりあっての原因であることには間違いないのではないでしょうか?

4 ひとり親家庭等の自立支援
「子育て・生活支援策」、「就業支援策」、「養育費の確保策」、「経済的支援」の4本柱により施策を推進することとしています。こうした国の施策に対して、自治体の支援の実態、具体的にどう取り組まれているのでしょうか。次回のブログでは、「坂町のひとり親支援対策」について考えていきたいと思います。

今回は短いですが、このあたりで失礼します。
これからも地道にこつこつ頑張ります。応援よろしくお願いします。

ではまた次回ブログでお会いしましょう。それまでお元気で。

(追伸)
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どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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